矯正歯科

歯並びを直して素敵な笑顔に

歯列矯正は、悪い位置にある歯を少しずつ動かしてよい位置に並びかえる治療です。また、上あごや下あごの位置が悪い場合は、あごを良い方向に動かすこともあります。矯正治療を行うと歯並びがととのい、上下の歯でかめ、見た目においてもバランスのとれた口元となります。ご希望があれば、患者さんとご相談のうえ、必要な計測を行い、治療計画を立て治療へと進みます。

歯並びが悪くなる原因は?

あごの大きさと歯の大きさのバランスが悪い場合や、習癖(指しゃぶり、頬杖、かたよった寝姿勢など)、先天的な病気が原因など様々あります。

歯並びが悪いと起こる障害は?

  • 食べ物が挟まりやすく、むし歯や歯周病にかかりやすい
  • よくかめない
  • 発音がしにくい言葉がある
  • あごの成長や顔の形への影響
  • 口元が気になるなどのコンプレックス

好ましくない歯並びは?

叢生(八重歯・乱ぐい歯)

上顎前突(出っ歯)

反対咬合(うけ口)

開咬(上下の歯がかみあわない)

空隙歯列(すきっ歯)

何歳で治療を開始すればいいの?

症状によって開始時期は異なります。反対咬合は気づいた時点からの治療が必要です(乳歯列期から治療する場合もあります)。その他あごの成長発育の手助けや、はえてくる歯を誘導したりするためには、上の前歯4本が出る頃(小学校の低学年)が良い時期です。本格的な治療は、永久歯がはえそろってからや、身長の伸びが終了後に行う場合があります。また、何歳になっても矯正治療は受けられますので、大人の方も行えます。

治療期間は?

症状によって異なりますが、治療期間は一般的に、月1回の来院で1~3年程度です。あごの骨の中にある歯を動かしたり、場合によってはあごの位置や大きさを変えたりするため、ある程度の年数を要します。

使用する装置は?

大まかに分けると、固定式(口の中に入れっぱなしのもの)と可撤式(かてつしき:取り外しのできるもの)があります。

固定式

可撤式

固定式のものは歯に接着剤などでつけます。症状に応じて、器具を歯に接着し、ワイヤーの非常に弱い力で歯を動かします。初めて装置をつけたときは、3~4日歯が浮いたような違和感(または痛み)がありますが、1週間程度で慣れます。可撤式のものは、主に成長発育のコントロールや、歯を動かし終わった後の保定として使用します。

矯正治療の成功の鍵は?

矯正治療を行うご本人の「悪い歯並びをなおす」という強い想いと、治療中のご本人やご家族の方のご協力が重要です。治療中、固定式装置では歯磨きは複雑になりますし、可撤式装置ではご本人に装置を入れていただかないと治療が進みません。習癖をなおすためのトレーニングをしなくてはいけない方もいます。決して楽な道のりではありませんが、よい歯並びは将来にわたってお口の健康維持に貢献します。また、それによって得られた笑顔と自信は一生の宝になると思います。

治療費について

矯正歯科相談料:3,000円
検査診断料:3,000円

乳歯列、混合歯列期矯正治療(第1期) 330,000円~
永久歯列期矯正治療(第2期) 660,000円~
部分矯正 110,000円~
処置料(動的処置):5,500円
処置料(保定処置):3,300円
保定装置代(片顎):27,500円

※症例によって上記料金が変動することがありますので、ご相談ください。

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