症例紹介

ホワイトニング 症例1 ⎿2の根管治療のやり直しと、歯のホワイトニング

   ホワイトニング

ホワイトニング

ホワイトニングは、歯の中の歯髄が生きている歯牙と、歯髄を抜いてある歯(失活歯、症例1)では、その方法が違います。歯の唇側の表面が治療していなければ歯牙の変色をより元の色に近付けることは可能です。
図1

28歳・女性。

上の前歯の中心から左2本目(左側側切歯、⎿2)が変色しており、歯の根の付近には、膿が出るオデオの様なもの(サイナストラクト)が見え、歯を少したたくと痛い。(1974.12.14)

図2

図1のX線像。
色の変色した左側側切歯は、歯根の中心にあるべき根管充填剤(歯の根を治療する薬)が本来の根の先(根尖部)入っていないので、膿も出、痛みもあることが分かる。

図3

本来の根管への治療を根尖までやり直し、根管治療の薬「根管充填剤【①】」の一部を除去し、【②】へ歯を白くする薬を入れる模式図。

図4

左側側切歯と、その歯の隣に左側中切歯(⎿1)も、歯の根の治療をやり直して、約1年2ヶ月のX線像。 (1976.3.19)

図5

歯を白くする処置を行ってから、約1年後。左側側切歯は、完全ではないがかなり白くなった。又、歯の根の先の膿の出口もなくなり、やり直した根管治療の後は、歯の痛みも消失している。 (1977.2.3)

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